我が人生すべてネタ

「歩くネタ帳」と言われるアラサーの人生覚書

披露宴★パニック⑨ ~Another Story -サプライズの裏側-~

前回までのあらすじ

(今日は東京カレンダー風でお届けするよっ★)

 

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当日ヘアメイクを担当してくださったEさんに

ついに、サプライズが心底嫌だったことをカミングアウトした筆者

Eさんもお察ししてくれていたことがわかり当日について一通り盛り上がったのだが…?

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「ブライズルームまで来られたのは本当にやめてほしかったよね。」

と、Eさんは当日を振り返ってしみじみと言った。

「いや本当に。あれ本当にお色直しで時間ないのに、空気読まず話しかけられて結構時間無駄にしましたよね?あかん!って思ってました」

筆者はビールを煽りながら答えた。

美味しい料理とお酒に舌鼓を打ちながら、当日までにかなり長文のDMが送られてきていたことなど裏話が止まらずかなり盛り上がっていた。。

しかしその後さらに衝撃的な話がEさんの口から飛び出す。

 

「実はさ…最初 ”Eさんって宝塚メイクできますか?”ってDM来てたんだよね」

宝塚メイク…???

筆者は混乱した。

「うん、宝塚メイク。

●●さん(突撃謎かけ戦士)から

”宝塚メイクをしてサプライズで登場したら絶対に○○ちゃん喜んでくれると思うんです!!!”ってDM来てさ。」

 

当日サプライズで招かれざる客が乱入+スピーチするだけでも十二分にやべーのに、その裏では筆者の想像をはるかに超えた”さらにやべー計画”があったことを知ったのである。

 

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説明しよう。(ちょっと脱東京カレンダー)

筆者は宝塚歌劇団が大好きで

・三度の飯よりタカラヅカ

・残業とはタカラヅカチケット資金を稼ぐためのもの。

すなわち”ヅカザン”である

といった迷言をいくつも排出するぐらい熱狂的なファンである。

突撃謎かけ戦士にももちろん、宝塚歌劇団を愛していることは話していた。

しかし、だ。

私が好きなものに擬態(メイク)して

登場したら喜ぶ?

その思考回路が全く分からない!!!!

( ;∀;)<アタオカダァ

 

そもそも彼女は宝塚を見たこともなければ

ほとんど何も知らない。

そんなクソニワカがメイクという上辺のもので

宝塚を語る?

馬鹿にしてんのか!!!

愚弄された気分である。

私は宝塚の”舞台”そして、日々努力・稽古に勤しむ”タカラジェンヌ”を尊敬しており、宝塚歌劇の存在そのものを愛しているのである。

そりゃ自身が楽しむためにヅカメイクにチャレンジすることはあるが、なりきって遊ぶだけである。

そんな私が、顔もスタイルもよくなく芸事に勤しむわけでもない

ただのパンピーのヅカメイクを見て喜ぶと???

どっかの会社の忘年会のダダ滑りする出し物じゃねぇか。

なめてんのかああああ

子宮からやり直してこいいいいい

大体ヅカヲタ同士でも決してしないことを…

というかマジで感覚がおかしい…

この人頭おかしいですうううううう!!!!!

 

彼女はウェディングハイでトチ狂ったタイプかと

思いきや…

真性のキチガイだったということが

明るみになったのである。

 

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Eさんは続けた。

「宝塚メイク自体はできるけど、

さすがに進行の都合とかもあるし、

会場にちゃんと確認したほうがいいって

伝えといたんだけど。

まず私は筆者さんのヘアメイクだからさ、

その子の宝塚メイクするならその間だれが

花嫁さん見とくの?ってなるよね」

 

白ワインをグイっと口に運びながら筆者は彼女の

”自分の事しか考えてない性”を痛感していた。

 

「普通結婚式したことある人なら、花嫁さんのヘアメイクに頼むなんてできないってわかるよね?本当にあの人私のためと思いながらも結局は自分の事しか考えてないんですよ。マジであれはオナニー!

オシャレな空間で言う単語ではないとは

重々承知していたが

筆者はこの単語を吐かずにはいられなかった。

この夜確実に5回はこの単語を言った気がする。

 

「たぶんかなりプランナーさんが彼女の暴走を

抑えてくれてたんだと思うの。

当日もあのサプライズスピーチしたあと、

彼女かなり興奮してて。

会場の後ろで15分ぐらいずっと

話しかけられ続けてたんだけど」

Eさんは白目を剥きそうな表情をして続けた。

「プランナーさんはずっと 

”今日は○○さん(筆者)のお式ですから、ね?”

って言ってたから…。

まずね、その宝塚メイクで会場にサプライズ登場も、プランナーさん巻き込もうとしていたから!」

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途中だけど 東京カレンダー風飽きたからやめていい?笑

 

いやいやいやいやいや。

プランナーさんも巻き添え!?

プランナーさんも嫌やったろうな。

そりゃ全力で止めるわwww

地獄絵図見えてるのにwwww

なんとか暴走機関車ウェディングハイ野郎をなだめて折り合いつけたところが

”手紙”だったかもしれない。。。

が、一番は彼女をシャットアウトが正解であった…

 

そもそも、初期計画のヅカメイクでの

乱入をされていたら

筆者は確実に高砂からパンやらブーケやらを

投げつけていたと思う。

披露宴会場に血が流れるぜぃ

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いつぞやの昼ドラで

結婚式に乱入してきた非正規雇用者がウェディングケーキに飛びついて

入刀用のナイフが腹部に刺さって死亡

というとんでもファンキーなシーンがあったけど

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↑これが問題の昼ドラのワンシーン

 

リアルこれになるところだったゾ★

ケーキ入刀じゃなくて

ねずっち入刀★

(最近はねずっちって彼女の事呼んでいるよ★)

 

本当に頭おかしい人っているのね、しみじみと感じた秋でした。

 

人生のネタランク ”特S”から

”特特S”に格上げだよこんなの…クヤチィ

 

ちなみにEさんと卒花友人との食事会は

途中から卒花友人の旦那さんも混ざり

とってもとっても楽しく また開催したいと切に願った。

こんな素敵な出会いもある花嫁アカウントで

ジョーカーを引き上げる自分のネタ人生っぷりに白目剥きそうになるよね。

 

ちなみに(Part2)

プランナーさんからは詫び?として系列ホテルのレストランで使える20%割引券を貰ったのだ。

筆者はこれを

"詫び石"

と呼んでいる。

(詫び石とは、ソシャゲで不具合があった場合、運営側がユーザーに配るガチャなどに使える石のことである。)

この詫び石を使ってランチにでも行くか…