翔んでモロコシ
みなさん、4連休はいかがお過ごしでしたか?
筆者は国内ですが北海道にハネムーンに行っとりました。
北海道といえば!
広大な大地
牛
美味しい野菜!!!!
そう、おいしい野菜ですよ。
地球に礼っ!!!!
筆者は北海道でトウモロコシとジャガイモを買って帰ったのです。
そらもうおいしくておいしくてルンルン
あまり料理は好きじゃないけど
こういった食材があると料理に精が出るタイプ。
ピュアホワイトという白いトウモロコシは冷製スープにしたり…
北あかりというジャガイモはジャーマンポテトにしたり…
ルンルンで料理をしていたわけですわ。
その中で一つ、鬼門だったのが
「トウモロコシのかき揚げ」
そう。つい1か月前の事。
友人から北海道のトウモロコシをいただいた筆者。
「かきあげとかにするとおいしいよ~」
と教えてもらい、やるっきゃねぇ!とかき揚げを作ったのだが…
粉と水の分量を盛大にしくじり、
旦那「練り物かな?」
といった物体が出来上がってしまう始末。
筆者は今回リベンジに燃えていたのだ。
今度こそおいしいかき揚げを作る…と。
(はいそこフラグ~とか悪口言わなーい!)
ちなみに筆者は”油飛んでくる恐怖症”のため
揚げ物するのが大嫌いで
1人暮らしを始めてかれこれ11年、ほとんど作ってこなかったのである。
結婚もしたことだし、ちょっくら揚げ物すっか!と軽い気持ちで
コロッケなどを作り始めたら案外跳ねない!そして簡単!と
揚げ物に対する拗らせていた気持ちのハードルが下がっていた。
今宵は満を持して、トウモロコシのかき揚げである。
先月はもっちりもったりにしてしまったが
今宵の天ぷら液はシャバついている!
まずは霜降りひらたけ、そして大葉…
いい感じに天ぷらを揚げつづける筆者。
そして時は来た…
ピュアホワイトパイセンの出番…!
アツアツの油に いざ★
ジャンプイーン!!!!!
ふぅ…さてさて、どのタイミングで裏返そうかな…?
そんなことを考えているときだった…
パンッ…
…?
パンッ…パンッ
おいおい、西部劇のガンマンじゃあるまいし
一体だれだよぶっぱなしてんの…
と思ったのもつかの間…
パーンッ
筆者めがけて飛んでくるピュアホワイト★
な、なんだチミはぁぁあぁぁぁあぁあ!!!!
その後も容赦なく飛び続けるピュアホワイト★
そう、意地汚い筆者はほんの少しの部位も無駄にするまいと
煩悩にまみれ、根本から実を削いだ。
その結果、粒が密閉状態になり、油で加熱された実の中の圧力が上がり
爆発に至ったのである。
(絵心のなさ…
本来は実を少し残してそぎ落とし、圧の逃げどころを作ってあげるべきだったのだ。
その後も爆発し続けるピュアホワイト…
回収しようにも爆発するもんだから鍋に近づけない…
マジで西部劇のガンマンレベル…
とりあえず鍋の蓋を左手に盾のように持ち、自身の体を守りながら火を止める筆者。
もはや気持ちは
西部劇のガンマンvsオスマン帝国の兵士
である。
命がけの戦いがそこにはあった。
火を止めたはいいものの、余熱でなお爆発し続けるガンマンピュアホワイト…
決死の覚悟ですべて油の中から取り出し、、、周りを見渡すと…
惨劇がそこにあった。
筆者はかなりおおざっぱでめんどくさがりだが
キッチン回りが汚いのだけは許せないという謎プライドの持ち主である。
この状況を般若のような表情で見つめていた。
ちなみに旦那にこの話をすると
「でも、おいしいけどな★」と…
あったりめぇだボケエエエ
こちとら命がけで油に突っ込んだピュアホワイトやぞ!?あん?!
美味しいに決まってるだろおおおおお
命かかってんだぞコノヤロオオオオ
であった。
<統括>
トウモロコシのかき揚げを作り終えて…
世界まる見えに出てくる少年のような 気持ちであった。
~10年後 そこには元気に煮物を作る筆者の姿が…~
『あの時は死ぬかと思ったね!もうあんなことは二度としないねっ』
まじで脳内でこのセリフながれたわ。
皆さんもトウモロコシのかき揚げをされる際は
粒の切り位置にお気をつけあそばせ…