披露宴★パニック③ ~史上最低のサプライズ~
さあ披露宴でのパニックも佳境に入ってまいりました!!!!
今回はこちらのおさらいから入りますよ~~~!
ずばり★
『結婚式の日のサプライズにおける大事な2項!』
・サプライズする人
・サプライズ内容
この二つが重なりあうことでサプライズは成功するのだ…
その成功領域は意外と狭い…
今回筆者が被災したサプライズに関してはまずもって
・サプライズをする人
が”招かれざる客”だったため完全に欄外なのだが、
それに輪をかけてサプライズ内容が悲惨だったのである。
場外ホームラン級どころか宇宙の藻屑級である。
さて、筆者は今回披露宴にて”友人代表の手紙”を高校の同級生に頼んでいた。
大事な友人は沢山いるし、友人らは頼まなくても手紙をくれるだろうからわざわざ人前で読み上げんでも…という謎の価値観があったため、当初誰にも頼まずプログラムにも入れない予定だった。しかし新郎側には余興があるのに新婦側に何もないのは味気ないし、こんな時ぐらいしかみんなの前で読んでもらう機会もないなと思い、することにした。
頼んだ友人はとても喜んでくれたし、頼んでよかったとも思っている。
ただこのコロナ禍により友人は出席できなくなったのである。
もちろん違う友人に頼むこともできたのだが、1か月前であるし、なんだか浮気をするような気持ちにもなるし、万が一頼んでいた友人がサプライズで手紙を式場側に送っていたらダブルブッキングとなるなと思い、せっかくだからその時間は来てくれた友人らと沢山話す時間に充てようと考えていた。
そう、そのことも例の”招かれざる客”にも私は話していた。
”招かれざる客”はウェディングハイ真っ盛りである。
「楽しい」「うれしい」「幸せ」の気持ちでいっぱいになってほしい!
一点の曇りもなく過ごしてほしい!!!!(いや曇り散らかしたんやけどな)
私にはあなたを幸せにする使命がある!
(式後に来たラインより引用)
暴走した彼女はよりによって
数年来、十数年来の私のことをよく知っている
大事な友人らを差し置いて
披 露 宴 に
サ プ ラ イ ズ で 乱 入 し
手 紙 を 読 む
というウルトラCなことをやってのけた。
あの衝撃は一生忘れまい。
司会者さんが
「次のプログラムがあるので皆様席に着かれてください」
と言ったとき筆者の脳内はハテナでいっぱいだった。
(そんなプログラム頼んだっけな?ほぼ何もプログラムないはずだが)
旦那に聞いても「なんやろな?」である。
(後ほど判明するが旦那は知っていたそうな。頼む、止めてくれ(切実))
司会者さん「今日、サプライズでご友人がお手紙を読みに来てくれました~!」
筆者(ファッ!?!?)
筆者(え、だれやろ、来られへんってゆーてた子が来てくれた?んなわけないよな。
ビデオメッセージでもないしな)
そして登場し、得意げな顔で高砂前を歩く彼女を視界にとらえた時
「 お こ が ま し い 」
この6文字が脳内にシンプルに浮かんだのであった。
よもや高砂でこんな文字が浮かぶとは…一生のネタである。
筆者(尺うううう!!!
貴様にやる尺なんぞねぇんだよおおおお!!!)
筆者の必死の願いも 暴走機関車★ウェディングハイ野郎には届くはずもなく
彼女は手紙を読み始めてしまった。
後日カメラマンから届いたその時の筆者の顔は暗殺者の表情をしていた。
これだけでも十二分にウルトラCだが
彼女はこれに加えてやべーことをやってのけた。
次回★止まらない暴走機関車!
白い紙をべろんちょ!?
こだわり空間をぶち壊したとある演出とは…!?